· 

意識して足指を動かす、触れる習慣を

ついにゴールデンウィークが終わりましたね。長い休みだった方は今日からお仕事モードに切り替えるのが難しい~と思っている人も多いのではないでしょうか?

 

最近ご高齢の方々の膝から下のフットマッサージをする機会がありました。年齢は70代から90代前半まで、人生の大先輩の方々です。

 

杖を必要とされている方もおられるものの、自力で歩いておられますしお元気です。

でも足に触れさせて頂くと感触としては、固まっている、という感じ。

 

足が固まっている、という感触はもっと年齢の若いサロンにお越しになる方々にも感じるのですが、また少し違う固さ。あまり動かしていない、という固さの様に感じました。

足指がキュッと一つの束になっていて5本それぞれの動きが無く一つのかたまりの様になってしまっている方が多いのです。

 

動かしていないというのは、意識もそこにあまり向かっていないという事です。ですから同時に爪のケアも疎かになっています。

 

足の健康はからだ全体の健康に直結しますので、若くても普段から意識して動かす、ケアする事がとても大切です。

 

「動かす」、と言うのも普段の生活でただ歩く事以上の「意識した」「動かす」が必要です。

 

簡単な方法なら、

入浴中に湯船の中で足の指一つひとつを「意識して」「動かす」。

石けんで足指の間を一つ一つ丁寧に手の指を使って洗う。

足首をぐるぐると「意識して」「動かして」可動域を確認する。

石けんの滑りを利用して足先、ふくらはぎをマッサージする。

 

等毎日数分の時間を取ってするのがおすすめです。

 

ご高齢の方の中には、しっかりとふくらはぎに筋肉があり、浮腫みもなく引き締まった足首の方もいらっしゃいました。

その方は、長年ヨガを実践されている方で、自分の足の指に向かって、「この指があるから歩ける。踏ん張れる。ありがとうね。」と言いながら足を撫でてケアしているそうです。

 

毎日行きたい所に連れて行ってくれる脚。

 

人生100年時代、元気で動き回れる70代、80代、90代を目指して、脚をいつでも柔らかく保てる様に、「意識して」「動かす」を日常に取り入れましょう!