1月も半ばを過ぎました。寒い月と言えば私は2月を思うのですが、関西地方で一年で最も寒い時期は1月の末頃だそうです。
リラックスする事、ゆるりとゆるむ事を星と海ではとても大切にしていますが、寒い時期は否応なしに体はそれとは反対の反応になってしまいます。寒い外に薄着で立っている時にリラックスしたり出来ません。体を守る為に自律神経は交感神経の方を優位にします。この反応は自然な事なのですが、この交感神経がずっと優位の状態が続くと色々な不調が出てきます。
ホットストーンセラピーは50~60度に温めた玄武岩を使って体を温めながらマッサージをしますが、玄武岩は遠赤外線を発して体の細胞の分子を振動させて熱を発生させるので効率よく血液の循環を促進します。
熱の伝わり方には、輻射、伝導、対流の3つがありますが、ホットストーンセラピーは、玄武岩を直接お肌に触れさせてその熱を伝導によって伝えるのに加え、玄武岩から発せられる遠赤外線の輻射熱が皮膚の奥の細胞の分子に伝わって熱を生み出す、2つの熱が起こって体を温めます。
特に遠赤外線の輻射熱によって伝わった温かさは、太陽の光が当たってポカポカと体が温まる感覚です。縁側で日向ぼっこをしている様なゆるむ感覚。太陽の光も遠赤外線を発しているので同じ様な感覚を覚えるのでしょうね。
私も時々、お湯の中にホットストーンを1つ入れて温め、首にストーンを当てるのですが、これがもう「はへぇ~~」となる心地良さなのです。そう、リラックスしてゆるむのです。
寒い季節、からだは知らず知らずのうちに筋肉を固くしたり、抹消の血管を収縮させて体の熱の放散を防ごうとして交感神経優位の状態がどうしても多くなります。自律神経はそうして自動的に、無意識のうちに交感神経を優位にさせて私達自身を守る訳ですが、交感神経と副交感神経のバランスが崩れているなと感じたら、意識的に自律神経を整える事も私達には出来ます。
だから緊張が続いているな、肩が凝っているな、ストレス溜まっているな、冷えているな、と言う時は、「ちょっとゆるめて、リラックスさせて」とからだがメッセージを送っているので意識して整える時です。聞こえているのに知らないふりをせず、ちゃんとメッセージを拾ってあげて下さい。
寒さのピークの時期がやってきます。リラックスする事、ゆるむ事を意識して生活の中に取り入れると、心地よくこの時期を乗り越えられると思います。ホットストーンセラピーのダブルの温め効果も是非体験して頂きたいです。
自律神経を整え、免疫力を高めて冬を乗り切るからだを育てましょう。