身体心理学者、山口創氏の本を2冊読みました。
からだとこころは繋がっていて、深く関わり合っている事は良く言われる事ですが、本には海外の様々な実験、研究データを元に、分かりやすく、実感しやすい例を挙げて書かれていました。
温かな人の手で皮膚に触れる事で起こる様々な事が生理学的、解剖学的にも説明されていて、普段なんとなく感じている事、無意識のうちに私達のからだで起こっている事を理解する事が出来ました。
「手の治癒力」では、皮膚感覚、触れる事が私達の生涯を通じてどれ程からだとこころに影響を及ぼしているか、「からだの無意識の治癒力」では、腸、皮膚、筋肉という体の臓器、組織が、からだだけでなく、こころにも大きく作用している事、両方の本には人からしてもらうマッサージ、自分でするマッサージの効能についても書かれていて、触れる事の大切さ、やっぱりからだとこころは二つでひとつなんだと改めて実感出来ました。
サロンでは、心で触れるボディワーク、クレイセラピー、ホットストーンセラピーを通じて、自分のからだとこころに耳を傾けたり、無意識に気付く、という体験をして頂ければと思っています。
生涯のパートナーである自分のからだとこころを知る事は、とても楽しい事だと思うので。。。