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ふわふわのホワイトカオリナイト

クレイ、ホワイトカオリナイトのお話です。

どのクレイもパックをする為に、浸水させてクレイペーストを作ります。クレイは水を加える事でより活性化され、肌の上に塗布するとその上で働いてくれます。星と海で使用しているアロマフランスのクレイは種類によって加える水分量が異なります。しっかりとクレイが水に馴染む事で良いクレイペーストが出来ます。そして、水に馴染む時間もクレイによって異なります。

 

写真はクレイパックの為に浸水準備させた時のものです。浸水手順は先にボウルの中に既定量の精製水やハーブウォーターを入れ、その後にクレイを入れます。手前がホワイトカオリナイト、奥がイエローイライトです。ほぼ同時に浸水させましたが、約5分後イエローイライトは表面に水分が浸透し始めているのに対し、ホワイトカオリナイトは、まだまだパウダー状で表面に水分が上がってきていません。

 

ホワイトカオリナイトはイエローイライトよりも浸水するのに時間を要します。写真を見て、「ホワイトカオリナイトの方が量が多いから遅いんじゃないの?」と思うかもしれませんが、両方共クレイの量は同じです。でも確かに、真ん中の写真でもホワイトカオリナイトの方が明らかに多く見えます。理由は、イエローイライトの大きさが2ミクロンなのに対し、ホワイトカオリナイトは半分の1ミクロンだから。粒子がとても細かいので、パウダー状のものに手を入れるととてもいふわふわです。粒子間に空気を多く含むのでパウダー状の時はより多く見え、浸水してからでも多く見えます。(写真右)

 

ちなみに写真右のイエローイライトは表面がひび割れているように見えますが、しっかりと浸水した状態でスパチュラで触ると全体が滑らかになり、準備完了です。写真右のホワイトカオリナイトはもう少し時間を置きたいな、という状態です。あと10分くらいは。

 

背中のクレイパックにはたっぷりと量を使うので、この時ホワイトカオリナイトはしっかり浸水するのに約1時間強かかりました。どのクレイを使うにも、時間をたっぷり与えてゆっくりと浸水させて良いクレイペーストを作る事がおススメです。途中何度が浸水状態をチェックする、そのプロセスも楽しみながら。