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ホホバオイルと蜜蝋のバーム作り

ホホバオイルと蜜蝋のバーム
本当は遮光容器に入れます

21日の冬至を過ぎ、これから小寒、大寒へ益々寒さが厳しくなって行きますね。気温の低下と共に、湿度の低下も肌で感じる日々です。

 

私はこれまで、体の保湿にホホバオイルを使っていましたが、この寒さと空気の乾燥で、ホホバオイルだけでは、肌の潤いを保つのが少し難しくなってきました。

 

ホホバオイルは肌への浸透性がとても優れているので、塗布するとどんどん肌に吸収され、べたつきが無く夏でも快適なのですが、冬の乾燥する時期には、歳を重ねるにつれてもう少し皮膚の上で留まって欲しい、肌をしっかりコーティングする感触が欲しい、と思う様になりました。

 

そこで、ホホバオイルと蜜蝋を混ぜるだけのシンプルバームを作りました。蜜蝋を入れる事で、カバー力が格段に上がり、肌の上に長く留まってしっかり皮膚を保護してくれます。

 

インカオイル社のオーガニックホホバオイルの「ライト」は「ゴールド」から丁寧に色素を抜いたもので、アロマクラフトや、手作り化粧品に適しています。作り方は超簡単。オイルに蜜蝋を入れて湯煎して二つをよく混ぜ、お好みの精油があれば最後に入れて更に混ぜれば出来上がりです。

 

今回、急に思い立って作り始め、ビーカーに材料を入れて湯煎し始めてから、保存容器が無い事に気づきました。慌ててあれこれ探していると、モロゾフさんのプリンの空きビンを発見。丁度いいサイズ!本当は、紫外線から守る為に遮光ビンに入れなくてはいけませんが、自分用なので今回はラップで蓋をし、引き出しに入れて紫外線は防ぐ事に。容器も相まって見た目がプリンみたいになりました。モロゾフさんのプリンの瓶はとても頑丈で、色々再利用させて頂いています。

 

しっかりとした固さのあるバームをヘラを使ってすくい、手の平にのせ、両手を合わせるとすぐにホロホロと溶け、皮膚にのばしやすくなります。ホホバオイル単体と違って、少し粘り気のあるテクスチャーはしっかり肌をコーティングしてくれて、水分の蒸発を防いでくれています。まず体全体にホホバオイルを塗り、乾燥が気になる足首回り、すね、腰回りにはこのバームを重ねて塗っています。今回はラベンダーの精油を入れたので、塗る度香りにとっても癒されます。春まで大活躍間違い無しのバームが出来ました。